二次面接に無策はご法度

昨今は編入の方式や大学院入試のスタイルが多様化してきました。
きっちり筆記試験を課すところもあれば、下手したら提出書類だけでOKなところもあります。

しかし、どの形式の試験であれ、編入・大学院入試には、ほぼ確実と言っていいほど「面接試験」が課されます。「試験」と銘打たれている以上、当然何かをテストされているはずなのになぜか面接に際して何の準備もしていかない方が結構多いです

これは自分が実際に体験したことですが、早稲田大学の学士編入の二次面接の際、同じ受験生の方と少々話す機会がありました。確か40代~50代くらいの女性の方でした。

この方が志望されていたのは私とは別の専攻でした。「私、今日の面接対策、何もしてこなかったの」と笑いながら言っていました。話を聞いていると、どうやら「筆記で受かって二次面接まで来たのだから、よもや面接で落とされることはないだろう」と思っている節がありました。

自分は面接試験の前日に面接対策本に一通り目を通し、想定問答をし、扉を開ける所から退出するところまで一連のシュミレーションなどをやっていました。しかしわざわざ言うことでもないと思ったので黙っていました。ちなみに面接では想定した問いはほとんど出ませんでしたが、面接の準備をしていたので想定外の質問にもとっさに回答できた記憶があります。

さて、合格発表の日が来ました。この女性は落ちていました。
なぜ落ちていたことが分かったかというと、この方の志望されていた学科の編入合格者がゼロだったからです。つまり、一次を突破した受験生は彼女を含めて全員、二次の面接で落とされたということです。

面接試験も「試験」である以上、当然そこで落ちる人はいます。ですが編入・大学院入試問わずなぜか「無策でも大丈夫だろう。いまさら取り繕っても仕方ないから、ありのままで勝負しよう」と思っている人がとても多いです。

面接官から見たら、「この受験生は自分との面接に際して、何らかの準備をしてきたかどうか」というのは当然分かります。「何の準備もしてこなかったんだな」という印象を与えるのはマイナスにこそなれ、プラスにはならないです(自分が面接官の立場に立ったら分かると思います。自分の面接を受けにきた受験生から「この人は自分との面接で何の準備もせず、受かる前提で気楽にやってきたんだな」という雰囲気が出ていたら、どう感じますか?ということです)。

どの形式の試験であれ、編入・大学院入試には、ほぼ確実と言っていいほど「面接試験」が課されます。「試験」と銘打たれている以上、当然何かをテストされているはずです。つまり、準備・対策が必要です。

無策で臨むのは無謀ですし、わざわざあなたのために時間を割いてくれている面接官(自分がお世話になることになる研究室の教授です!)にとても失礼なので止めたほうがよいと思います。