無料・無試験で東大の授業を受ける方法

大学というのは基本的に「試験をパスして入ってきた(その大学が最低限求める学力がある)人間」に対して学問を教えたり研究手法を伝授したりする場です。しかし、ではそうではない人間に対しては全く門戸を閉ざしているのかというとそういうわけでもありません。

これは、東大も例外ではありません。東大キャンパスの中で、一般人向けに教授が講義をしてくれる(しかも無料で)機会が、年に何度かあります。東京大学のサイトで「公開講座」で検索すると該当の講座が複数件ヒットします。

ちなみに東大のWebサイトを見ると、学外の人間でも無試験で受講できる公開講座は大きく分けて以下の3種類です。

東京大学公開講座
東京大学公開講座は、昭和28年以来毎年、全学的な協力を得て開催してきました。
現在は、春と秋(年2回)に安田講堂で開催しています。
東京大学公開講座エクステンション企画「UTokyo Book Talk」
本学の教員が、学外書店等で、ご自身の著書の紹介をはじめ、ご自身の研究内容などを紹介する、主に大学生や社会人を対象とした企画です。
高校生のための金曜特別講座
東京大学教養学部における高校生および一般の方を対象とした公開講座です。

その他、各部局で公開講座・公開セミナーや一般の方もご参加できるシンポジウム等を開催しています。 詳細は各部局のホームページをご確認下さい。

(引用元:http://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/d04_01_j.html

上記の引用文中に「その他、各部局で公開講座・公開セミナーや一般の方もご参加できるシンポジウム等を開催しています」とある通り、各学部のWebサイトのみで告知されている公開講座がある可能性も高いです。

なお、過去に行われた公開講座や講演会を動画で閲覧できる「東大TV」というサイトもあります。これで「大学の授業というのはどういうものだろうか」という雰囲気を掴むのにはちょうどいいかもしれません。
しかし、やはり動画で観るのと実際に足を運んで大学の中で講義を受けるのとの間には臨場感・雰囲気・感じ方・見えるものなどが全く違います。少しでも本気で「大学に行って学びたい」と思うのであれば一度公開講座を受けに東大に足を運んでみることを推奨いたします。大学というのは少々特殊な空間のため、実際にその場に行ってみないと分からない・手に入らない情報が結構あります。

なお多くの場合、下記のように公開講座は無料ですし事前登録も必要ありません。
(但し、場合によっては参加料が必要なものもあるのでご注意ください)
東京大学文学部ポスター0426fix
(引用元:http://www.l.u-tokyo.ac.jp/

ぜひ「自分はこの分野の勉強・研究がしたい」という学部のWebサイトも確認することをお勧めいたします。開催時期が近い公開講座がある場合は学部のWebサイトのトップページや目立つところに告知が出ていることが多いですし、大学の総合サイトでは情報が掲載されていないことも結構あります。実際に大学院に在学中に自分の研究と関係のある公開講座に何度か出てみましたが、大学側が上手に告知できていない講座の情報を上手にキャッチして受講されている一般人には、頭が下がる思いがしました。

なので「自分が行っても大丈夫だろうか・・・」などと思う必要は全くありません。むしろそういう一般の方に来てほしいのに、大学側がうまく告知ができていないことがままあるからです。まずはこうした敷居の低いところから「大学を覗いてみる」というのも編入・大学院進学のための有効な第一歩だと思います。

いつもありがとうございます。