入試の情報をネット掲示板で確認すべき?

大学院入試や編入は情報戦。しかし・・・

大学院への進学や学部への編入を検討する人は、多くの場合インターネットで情報を集めます。たとえばGoogleで「大学院 社会人」「編入 社会人」「社会人入試 大学院」などで検索すれば、多くの情報がヒットします。

ここで、Yahoo!知恵袋などのインターネット掲示板での問答を目にする方も多いと思います。一度掲示板の情報を読み出すと、類似した関連情報が目に入るのでつい次から次へと読んでしまいます。

しかしこうしたインターネット掲示板というのは匿名性が高く、情報は玉石混交です。無暗にこうした掲示板で情報を漁ると、かえって精神的に不安になってしまいます。

個人的な経験ですが、社会人時代に「仕事をしながら大学で学ぶ手段はないか」と思ってインターネット掲示板で相談したことがあります。しかしそこに寄せられた回答に自分が欲しいものはありませんでしたし、今振り返っても役に立つ情報を得られなかったと思います。

その数年後に本格的に大学編入を目指そうと思った時は、掲示板で入試について一切相談はしませんでした。自分の志望先関連の情報を見ることもありませんでした。

特に必要を感じなかったからと、見てもデマに不安を多られるだけだと判断したからです。結果的に、それで全く問題ありませんでした。

インターネットの質問掲示板の情報に踊らされない

勿論、掲示板でやり取りされている情報のすべてが役に立たないというわけではありません。

しかし、大学編入・大学院入試を終えてからこの種の掲示板を覗くと、実際の入試や社会人学生の実態とは全くかけ離れている情報・無責任な回答が多く飛び交っている、というのが実感です。

匿名性が高いため回答者が自分の思い込みや偏った見解に基づいて回答している問答を多く目にします。玉石混交で、かつ明らかに石が多いように思えます。

大学院入試や編入に限って言うと、自分の中で志望動機や目的意識がしっかりしていれば質問掲示板で情報を確認する必要はないというのが個人的な見解です。

中には回答者の実体験や、友達や親戚がどうだったかなどの情報が記載されていることもあるのですが、一見尤もらしく見えてもその情報が本当に正しいかどうかを確かめる術はありません。

インターネットの質問掲示板は、相談者の質問に対して多くの人が多様な回答をしてくれるという点で非常に優れたシステムだと思います。質問内容によっては、非常に有益な相談手段です。

しかし右も左も分からない受験生がこの種の匿名性の高い掲示板の入試情報に振り回されるのは、極めて危険だと思います。

大学院入試と編入試験関連の情報というのは、インターネットの質問掲示板とあまり相性がいいように思えません。

勿論、全く参考にするなというわけではありません。しかし、もし読むにしても、あくまで参考程度でさっと眺めるに留め「明らかに誤った情報があちこちに掲載されている可能性が高い」という大前提に立って読むべきです。

さもないと、ただでさえ不安になりがちな受験生の心の平穏がいたずらに乱されてしまうでしょう。