高卒、短大卒でも大学院を受験できますか?

受験を決めたら、関連するオフィシャル情報は必ず確認

大学院入試や大学編入をすると決めて、志望校を絞ったら必ずすべきことがあります。志望大学の、志望する専門が公表している入試に関する情報は根こそぎ目を通しておくことです。

そう言われると「何をどのように見たらいいのか分からない」という方がおられますが、それに対する回答は「とにかく全部見てください。または、見ようと努めてください」です。

「全部」と言っても、実は多くの方が想像しているほど大した量ではありません。大学や専門にも寄りますが、数時間~1日程度でほぼ網羅できるでしょう。

大学側が公開している入試に関する情報は、当然のことながらその大学院入試・編入試験に関して、もっとも間違いのない情報です。

さらに、意外なところに貴重な情報が落ちていたりするので、特にWebサイトの入試がらみのページは丁寧に確認することをお勧めしています。

たとえば、法政大学の大学院にキャリアデザイン学研究科 というところがあります。

この研究科の入試に関するQ&Aのページがあります。ちょっと分かりづらいところにあるので、受験に不慣れな方はこのページを見つけられないかもしれません。

しかし、このQ&Aページには法政大学院キャリアデザイン学研究科 を受けるなら必ず目を通しておかなければならない情報だらけです。

実に気前よく、受験生に院試や研究計画書などに関するヒントを提示してくれています。

中には明らかに、知っておかないと合否に響く情報もあります。

大学のオフィシャルサイトから読み取れる入試関連情報の例

法政大学大学院キャリアデザイン学研究科のQ&Aのページ「キャリアデザイン学専攻に関わる全般的なQ&A集」には、このような記載があります。

Q: 仕事を続けながら通学・修了できますか?

A:
平日の夕方から夜間と土曜日を中心として開講します。また夏期などに集中授業があります。在職中の方でも週に平均すると2.5日ぐらい通う意志があれば修了できます。なお夜間授業は6時半から3時間程度です。また通学に便利な市ケ谷キャンパスです。

Q: 高卒、短大卒でも受験できますか?

A:
キャリアデザインに密接に関連する職務について実績を積んだり、論文などの研究業績をあげたり、すでに関連する科目を履修した実績があるなどで学部卒業と同等の資質があると認める方には、門戸を開いています。事前審査をしますが、チャレンジして下さい。

Q: 研究計画書にはどういうことを書けばいいでしょうか?

A:
2年間の修士課程において、実際にそのテーマで研究できるという現実性や、そのテーマの重要性、またそのテーマが本研究科のプログラムに合致し教員が指導しうる内容であることなどが具体的に書かれていることを期待します。漠然といろいろ学びたいでは困るのです。なお、書き方や文章力も評価の対象になります。

Q: キャリアヒストリー報告書にはどんなことを書けばいいでしょうか?

A:
あなたがどういう職務経験、社会経験を積み重ね、その中でどういう問題意識を持ち、なぜキャリアデザイン学専攻で学びたいと考えるに至ったかを書いてください。

(引用元:http://www.hosei.ac.jp/gs/kenkyuka/career/career_senko/shitsugi.html

これらの情報が、法政大学院キャリアデザイン学研究科 を検討している方には非常に有益な情報だということがお分かり頂けるでしょうか。ぜひ、志望の大学・専門が決まったら該当のWebサイトをしらみつぶしに確認することをお勧めします。

入試の攻略に必ず踏まえておかなければならないレベルの情報がWebサイトに落ちていることは珍しくありません。

大学編入や大学院入試は公にされている情報が少なく、その上あらゆる意味で情報戦です。手に入る情報は仔細に収集すべきです。