やる気は何もしなければどんどん減るもの

★受験生によくされる質問の筆頭に「やる気が続きません。いつの間にか勉強しなくなってしまいます。勉強を継続するモチベーションを維持するにはどうしたらいいですか」というものがあります。

これは、逆に考える必要があると思います。

つまり「やる気は放置しておくとどんどん目減りしていってしまうもの。だからやる気を常に維持するには何をしたらいいのだろうか」と考えたほうがいいということです。

実際、受験勉強のやる気・モチベーションというものは補充するための仕組みを作ってあげなければどんどん気化していつの間にかなくなってしまいます。

何故こういうことが起こるのかというと「人間の脳は忘れるようにできている」からです。
つまり放置しておくと「人間は自分が大学や大学院に行きたいと思った気持ちや動機をどんどん忘れていってしまう」生き物です。

自分が行きたいと思い自分が設定した目標なのに忘れてしまうなんてそんなバカな、と思われるかもしれません。

しかし(これは勉強にも言えることですが)人間は基本的に何度も復習しない情報は忘れてしまうものです。

たとえば元旦に今年の目標を立てても、いつの間にか忘れてしまったという経験は誰にでも一度はあると思います。これはなぜかというと、「目標を放置したから」です。つまり定期的に見直しをしなかったので、忘れてしまったのです。

このように「人間の脳は忘れるようにできている」のです。やる気・モチベーションを維持するにはどうしたらいいのかということを考える時には、これを頭に入れておかなければいけません。

やる気は、放置しておくとどんどん減っていつの間にか無くなってしまうもの。定期的に見直して自分に思い出させなければならないのです。例えば高校生の勉強机の前に「○○大学合格!」という紙が貼ってあるのは決して意味のないことではなくて「自分の目標をいつも思い出させるための王道の仕組み」です。

全ての受験生は「自分の目標(志望校合格)」を忘れないようにする仕組みを持つ必要があります。これがやる気維持の基本です。

勿論やり方は人それぞれですし、ここが工夫のしどころです。
例えばスマホの待ち受け画面を自分の志望校のキャンパスの写真にしておくとか、手帳に写真を挟んでおくとか、パソコンのパスワードを「todaiingoukaku(東大院合格)」にするとか、やり方は無限にあると思います。

ぜひ「やる気は放置しておくとどんどん目減りしていってしまうもの」という前提に立ち、やる気を常に維持するための目標(志望校合格)を定期的に思い出させる仕組みを作ってみてください。

これを意識的にやるかやらないかで、受験の成功率に確実に差が出ます。