面接試験で質問される事とは?

面接官に質問されることとして、オーソドックスなものは以下です。

★試験の手ごたえはどうだったか(試験問題を作成したのは、高確率でその研究室の教授です)

★なぜこの大学のこの専門に進学したいのか

★研究テーマについての確認

★なぜこの研究分野に興味を持ったのか

★もし入学したら、何を研究したいのか(志望動機書の内容の確認)

★志望動機書に記載したこと以外で何かコメントしておきたいことはあるか

★他の大学や大学院も受験しているのか。そちらが受かったらどうするのか

★卒業後の進路は考えているか(編入なら大学院に行くのか、修士なら博士に行くのか)

★語学は大丈夫か(研究で読まなければならない文献や資料に外国語が絡んでくる場合)

★保有資格(教員免許など)

 

もし社会人受験生なら、他に想定されるのは以下のようなものです。

★なぜ、一度社会に出ているのに受験をしたのか

★合格したら、仕事はどうするのか(両立するのか・辞めるのか)

★授業料などの資金は大丈夫か

★(現在の住所が遠方の場合)住居は確保できるのか

★どのような仕事をしているのか

★若い学生の中に混じることになるが、大丈夫か

面接官の教授の性格や考え方によりますが、個人的な事に言及する可能性もあります。例えば以下のような質問です。

★自分の長所や短所

★最近気になること(読んだ本や社会情勢など)

面接時間の長短によりますが、上記のような質問を想定して自分で事前練習しておいた方がいいでしょう。

 

また、面接で気を付けなければいけないのは「自分に好印象を持ってもらう」ことですので、短所を聞かれたら「自分の短所がこういう部分なので、こう対処しています」など、フォローを入れておいた方がよいです。

それから以下は、私の個人的な経験です。

東大大学院の二次試験の面接中、質問の流れから「あれ? これは今の自分の環境への批判になってしまっているのではないか?」と気づいたことがありました。

「あ、これはまずいな」と思いましたので「ちょっと待ってください。申し訳ありません。何か、今の環境が悪いというようなニュアンスの言い方になってしまいました。しかし誰かが悪いわけではなく、私自身の能力や勉強不足に原因があると思います。私が悪いので、他の誰かや何かが悪いわけではありません」と訂正しました。

この時は本当に「自分が原因なのに、自分以外の何かが悪いというような言い方になっている。訂正しなければ」と感じたので咄嗟に発言しました。

しかしこう言った瞬間、面接官の一人が「うむ」という感じで無言でうなずいていました。恐らく「自分は悪くないのです。環境のせいです」という言い方になっていることに気づかず問答を終えていたら、合格は危うかったと思います。

「自分に好印象を持ってもらう」ことが大事とは言え、そのために他者を批判することは絶対に避けるべきです。その行為は、聞き手に決していい印象を与えないでしょう。

面接試験は事前に想定問答を練習していても、こういう予測できない事態に転がっていくことがあります。少なくとも質問されると予測される内容に関してだけは、万全の準備をしておいた方がいいと思います。