お茶の水女子大関係者専用の保育所とは

子育てしながら大学で学ぶなんてとても・・・。いつか子供が大きくなったら。
そう考えている主婦の方は結構いらっしゃいます。しかし本人にやる気があれば、お子さんが小さくても子育てしながら大学や大学院で学ぶことは可能です。なぜなら、大学が「そういう人のための設備を設けているので、やろうと思えばできてしまう(勿論、専門による)」からです。

例えば、お茶大には大学職員や学生や関係者専用の「いずみナーサリー」という保育所があります。
この施設の概要は下記になります。

「いずみナーサリー」は乳幼児の発達研究、およびお茶の水女子大学に勤務する教職員の
みなさんの福利厚生と、お茶の水女子大学に学ぶ学生のみなさんの学習・研究環境の整備・
充実の一環を目的とした保育施設です。
(引用元:http://www.ocha.ac.jp/izumi/

ちなみにこの保育所の利用対象者は下記です。

① 本学の職員(含非常勤)
② 本学の学生(学部生・大学院生・研究生(大学院研究生を含む)、
日本語 ・日本文化研修留学生及び日本学術振興会特別研究院をいう)
③ その他施設長が特に必要と認めた者

(引用元:http://www.ocha.ac.jp/izumi/01.html

つまり、子育て中のお茶大の学生を支援する施設の一つです。
学部生というと18、19歳~20代前半の女子ですが、そうした学生に対しても「子供を預ける場所を提供」しているのです。社会人から大学・大学院に入ってくる学生に対しては言わずもがなでしょう。

ちなみに利用料に関しても、お茶の水女子大の学部生・大学院生は保育料の一部を奨学金として受けることができるシステムも設けられています。

お茶大のパンフレットの中に、実際にこのナーサリーに子供を預けて博士課程に在籍していた方のコメントがあったので、ご参考までに下記に引用します。

子育てをしながら研究することにとても自信がなかったのですが、ナーサリーを頼りに何とか両立できました。週に4日間息子と一緒にお茶大へ。息子がナーサリー、私は図書館で7時間研究に集中し、息子と一緒に帰宅。とても充実した毎日でした。
毎朝、息子がナーサリーへ行くことを心より喜んでいることから、ナーサリーの保育の素晴らしさを感じます。子育ての悩みも相談でき、息子の左利きのことで話しかけられた時は、ナーサリーのきめ細かな心遣いに驚きました。
家の近くでは入園待ちで、ナーサリーでは私がお茶大に入学前の3月に申し込んで、4月から入園できました。また大学の子育て支援奨学金で経済的にも助かっています。

(引用元「お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科」)

ちなみに学生や研究者、関係職員のための保育所を設けている大学は別にお茶大などの女子大に限りません。
ただ、こうした施設があることが、大学の外の一般人には、あまり知られていないだけです。

ぜひ「子育てが終わったら大学院に」と思っているのであれば「やろうと思えば今でも出来る」という意識で調べてみていただければと思います。そうすれば「実際にやっている人は目立たないが確実にいる」ということが分かると思います。