学生寮を利用する

自分が今住んでいるところからは遠い大学・大学院に行きたい、となった時に懸念されることは住居の確保だと思います。地方と東京では家賃が全然違いますし、毎月コンスタントに家賃で何万円も引き落とされるので、なかなか大きな問題です。

住居確保問題の解決策の一つとして、学生寮を利用するという考え方があります。
学生寮というと4人一部屋で10代の学生が・・・というイメージがあるかもしれませんが(そして確かにそういう寮もありますが)個室で1万円足らずで借りられる学生寮というのは、別に珍しくありません。

例えばお茶の水女子大学には下記の通り3つの寮があります。

学部1年生・2年生向けのお茶大SCC(Students Community Commons)、学部生と留学生向けの国際学生宿舎、大学院生向けの小石川寮の3つの学生宿舎があります。

(引用元:http://www.ocha.ac.jp/campuslife/lodgings/

このうち、国際学生宿舎と小石川寮は個室で、家賃はどちらも月額5,000円足らずです。
このように、学生のために1万円足らずで個室を提供している学生寮というのは、別に珍しくありません。

たとえば東京大学にも追分国際学生宿舎・豊島国際学生宿舎・三鷹国際学生宿舎と三つの学生宿舎がありました。「国際」と名前がついていますが、日本人の学生も入寮していました。

東大の院生時代、1年間だけ中国人留学生のチューターをやっていたので三鷹国際学生宿舎の個室や設備を拝見したことがありますが、ちょっとした小さなコミュニティという感じでした。

個室や女性学生エリアはオートロックになっているなど、プライバシーとセキュリティは確保されていました。恐らく、どこの大学も規模や設備は多少違えど、住環境の機能性は似たようなものだと思います。

なお「大学名 学生寮」で検索すると学生寮を保有している大学であれば下記のように該当情報がWebサイトがヒットするはずです。ぜひ、今のお住まいから通えない大学を志望していて、かつ住居の確保が懸念事項に上がっているのであれば調べてみることをお勧めいたします。

★東京大学の学生寮
★東京工業大学の学生寮
★早稲田大学の学生寮
★慶応義塾大学の学生寮

大学や大学院を志望した理由が「本当は、遠方の○○大学に進学したいけれど、住居の問題があるから家から通えるところでないと無理」と考えている方が時々おられます。

しかし、そうした「学問とは全く関係ない」理由で本当に行きたい大学・大学院を諦めてしまうのはもったいないことではないでしょうか。勿論希望したからと言って必ず学生寮に入れるわけではないですが、こうした寮があることを知っているのと知らないのとでは天地の差があるはずです。

その大学の学生であれば毎月数千円程度で借りられる個室の寮があるなら、今の場所から引っ越して進学して勉強・研究したい!という学生のために大学側はこうした施設を保有しています。ぜひ、利用できるものはフル活用させていただけばよいと思います。