研究計画書で一番大事な事

研究計画書を書くときに、引用した文献に気を配るというのはとても重要な事です。

参考:重要!参考文献の表記法

しかし、それ以上に重要なことはやはり中身です。どういうことを研究しようとしているのか? それはわざわざ大学院に行ってまでやることなのか? 志望先の研究室で出来ることなのか? などです。

中でも一番大事なのは「その研究計画書を読んだ読み手が面白いと思えるかどうか」です。研究するということは「何かそれまでになかった新しい視点」が重要なので当然のことです。しかしここが一番難しいところです。

自分がやりたいと思う分野の先行研究を読んで、まだ誰にも研究されていない穴を見つけて、それをやることが求められます。それを見つけるのも、計画書にまとめるのにも一朝一夕ではできません。

また、A41枚~のある程度まとまった文章を書くと、その人の知的水準はどうしても作成した文書ににじみ出ます。

更に研究計画書を読むのはその道のプロの大学教授ですので、付け焼刃は全く通用しないと思った方がいいです。自分でもよく理解していないことを理解しているかのように書いたり、持って回った表現をしたりすると、面接で突っ込まれることは確実です。

また、参考文献をどれくらい読んだかというところもチェックされます。1本の論文や1冊の本を読んだだけで書くと、他の受験生の研究計画書と比較された時に大変薄っぺらな印象を与えてしまうでしょう。

どれくらい文献を読んで考えているかという点を見られている事を鑑みると、せめて3冊以上は参考文献を読んでから書くことが望ましいです。

知ったかぶりをせず、(その研究室において)間違っていると認識されることを書かず、かつ自分ならではのオリジナリティというか新しさがある研究計画書であることが理想です。