重要!参考文献の表記法

研究計画書とは「先行研究で得た知識を前提にしたうえで、自分はこういうことをやりたいです」ということを書くものです。つまり研究計画書の作成にあたっては、先行研究が掲載されている書籍や論文を確認することは避けて通れません。

参考文献や論文の引用元を明記しないで自分のアイデアのように書くのは学問の世界では最大の禁忌です。

参考:参考文献の引用について

では引用した文献はどのように書けばいいのかというと、例えば下記のように表記します。

■ 雑誌の1 記事
著者名.論文名.誌名.出版年,巻数,号数,はじめのページ-おわりのページ,ISSN.(言語の
表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).
例 (a)花岡菖.戦略的アウトソーシングにともなうシステム監査のあり方について.システ
ム監査.1996, vol. 9, no. 2, p. 2-10.
(b)花岡菖.戦略的アウトソーシングにともなう….システム監査.1996, 9(2),
p. 2-10.

■ 図書1 冊を参照する場合
著者名.書名.版表示,出版地,出版者,出版年,総ページ数,(シリーズ名,シリーズ番号),
ISBN.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).
例 井手文雄.界面制御と複合材料の設計.東京,シグマ出版,1995,250p.,ISBN
4-915666-27-1.

■ 図書の1 章又は一部を参照する場合
著者名.“ 章の見出し”.書名.編者名.版表示,出版地,出版者,出版年,はじめのページ-おわ
りのページ,(シリーズ名,シリーズ番号),ISBN.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).
例 井手文雄.“3 界面制御の技術”.界面制御と複合材料の設計.東京,シグマ出版,1995,
p. 12-43, ISBN 4-915666-27-1.

■ 電子雑誌の1 論文
著者名.論文名.誌名.出版年,巻数,号数,はじめのページ-おわりのページ,ISSN.(言語の
表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).
例 荒川正幹ほか.Hopfield Neural Network を用いた新しい分子重ね合わせ手法の3D-QSAR
への応用.Journal of Computer Aided Chemistry.2002,vol.3, p.63-72.http://
joi.jlc.jst.go.jp/JST.JSTAGE/jcac/3.63,( 参照2002-12-03).

■ Web サイト、Web ページ
著者名.“Web ページの題名”.Web サイトの名称.更新日付.(言語の表示),(媒体表示),入手
先,(入手日付).
例 斎藤彬夫.”DME( ジメチルエーテル) 燃料普及のための提言”. 日本機械学会.
2003-1-11.http://www.jsme.or.jp/teigb01.htm,(参照2003-02-24).

(引用元:http://www.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/manual/net2012_j/3_4-j.pdf

ただ、このいわゆる「引用の作法」は下記のように、専門分野によって異なります。

文献の引用方法 – 東京大学法学部・大学院法学政治学研究科

言葉を大切にしよう – 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科

ですから、自分が志望している専攻の「引用の作法」に則って書くことが求められます。一番簡単で確実にそれを調べる方法は、自分が参考にしようとしている専門の文献や論文を見て「どのように引用した先行研究を表記しているか」を調べることです。

引用表記法が間違っていると「勉強不足だな」と思われ減点要因になってしまいますので、細心の注意が必要です。可能なら自分が進学しようとしている専門ですでに学んでいる方に一度見ていただくのが確実です。